ワイシャツの黄ばみ(洗い)について
2017年11月19日
先日、某TV番組で「エリの黄ばみ」がテーマの放送があり、その中でクリーニング業者として出演されていた田村氏。
私が活動している業界団体の先輩であり 、いつも付いていっては 色々と勉強させてもらってます。(^_^;)
番組では、
(事例としてワイシャツ)
・黄ばみの原因は皮脂!
・皮脂は油だからクリーニング店ではドライクリーニングをしてもらいましょう!
・クリーニング店から戻ってきたワイシャツは もう一度家庭の洗濯機で水洗いしましょう!
・これで完璧です! 黄ばみなし! シャキッ!!
という内容のものでした。(ざっくりですが …)
う〜ん… 何か間違って伝わってるような…
確かに… 油溶性の汚れをドライクリーニングで落として、水溶性の汚れを水洗いで落とす…
間違ってはいません… 理論上は…
でも、
クリーニング店から戻ってきたワイシャツはもう一度洗濯機に入れなくていいですからね!!
だって、またアイロンがけするの 大変じゃないですかっ! せっかくクリーニング出したのにもったいないし。
クリーニング業者のワイシャツ洗いは 、ドライクリーニングをしなくても
皮脂をしっかり落とすよう アルカリ性の洗剤・漂白剤を使用して 皮脂の融点(50℃~60℃)で洗浄します。
油溶性の皮脂を落しながら、同時にタンパク質・塩分・アンモニアなどの水溶性の汚れも落とします。
番組の… 理論は間違ってないと思います。
でも 実情がだいぶ違っていたような気がしました。
TVは良くも悪くも影響が大きいですからね。